さあ、英会話を勉強しよう!と世の中の英会話教材を見渡したとき、盛んに「ネイティブの英語」という点を強調した教材を多数みかけます。
しかし「ネイティブの英語」を話す人は、生まれたときから20年以上、どっぷりと英語の環境に漬かって英語を習得していますので、長い英文もスラスラと話し、聴きとることができるのです。
そんな「ネイティブの英語」にこだわりすぎ、「ネイティブのような会話力」を目指していると、一生かかっても英語は話せるようにはなりません。

英会話の勉強を10年間続けているという人でも、英語がほとんど話せないという状態になってしまうのには理由があります。
それは学ぶ英文が「長過ぎる」のです。
英文が長過ぎると覚えにくいだけではなく、たとえ覚えることができたとしても、なかなかそれをリアルタイムで使えるようにはならないからです。
これが、短い、シンプルな英文であると、当然のように、断然覚えやすく、使いやすくなります。
つまり、シンプル・イズ・ベストなのです。
具体的に、覚えやすい短い英文というのは、単語数でいうと、7±2語までの英文です。
これは、人間の短期記憶力とも関係がございます。
もしお手元に英会話の本があるのなら、実際に7語以下の英文と、それ以上の長さの英文のどちらが覚えやすいか試してみてください。違いはすぐにお分かりになることでしょう。

ある巨大プロジェクトの獲得競争で、技術が勝る英語圏の企業は「流暢な英語」でプレゼンをおこなったのですが、お客様である非英語圏の企業の人たちには、言っていることがよくわかりませんでした。
その結果シンプルでクリアーな英語でプレゼンを行った非英語圏の企業が勝ったという衝撃的な事件がありました。
実際のところ、フェイスブックが全世界に広がる今のグローバルな社会では、短く、やさしく、だれが読んでも、聴いてもクリアーに意味がわかる、「シンプルな英語」が世界標準となりつつあります。
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